興味の対象の変化
これまでの人生では大体ゲームしかしていなかった自分が、ついに対戦ゲームへの熱意を失ってしまった。
では今何をしているかというと、学問だ。
データアナリストへの実績作りとして、自分の仮説である「娯楽の多さが出生率の低下に関与している」の真偽を確かめるべく、データ分析の学習をしている。
更に、「地球温暖化は真実なのか」について気候変動の歴史の視点から判断するべく、書籍を読み進めているところでもある。
以前であればこういったことよりもゲームの練習をして他人に追い付かれないよう、追い越せるよう時間を費やしていたし、気持ちとしてもゲームを優先していた。
だが、それを諦めたことによって今度は学問の方に時間を費やせるようになった。
当然知らないことだらけなので進捗は芳しくないが、次々と自分の中に湧いてくる疑問を解消していく作業はとても楽しいし、面白い。
名をあげることもできず、自分の人生を作り上げてきた対戦ゲームと別れることになって寂しくもあり情けなくもある。
でも、他人と比べるのではなく、比較対象は常に過去の自分であるべきだ。
今の自分は、惰性で対戦ゲームをやっていた頃に比べれば遥かにイキイキしているし、新たな視点や知識を得られたことで成長していると思う。