某建設の過労死を見て思ったこと
働き方改革を唱えて何年経っただろうか。
自分は社会人3年しか経験していないし、先輩方にかなり守っていただいていたという認識はある。
実際に前職でどんな働き方改革があったかというと、特に何もない。
ただ「残業しないように」としか命令されない。
改革なんて何もない。「残業しないようにしてね」としか言われない。だから納期も変わらない。納期が変わらなければ仕事のペースは変わらない。つまり何も変わらない。
そして何が起こるのかといえば、あの手この手でサービス残業をする羽目になる。
前職の勤怠管理は、PCに稼働時間を記録するソフトがインストールされていた。このソフトがインストールされていると勤怠を記録する際にPCがいつからいつまで稼働していたかも記録される。
これ自体はいいのだが、このソフトは現役で使用しているPCにしかインストールされていなかった。つまり、古いPCであれば作業し放題だったのだ。
実際にこの方法で先輩はサービス残業をしていた。
改革を名乗るなら上が仕事の進め方や客との交渉まで変えなければ意味がない。命令だけされたところで部下としてはどうしようもない。
実際に取引をしたことのある会社がニュースになるとあまり他人事には思えなくなる。